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大相撲について

大相撲は、日本相撲協会が主催する相撲興行。相撲は日本の国技としての長い歴史を持ち、海外公演なども行われている。年に6度の開催が行われており、東京の両国国技館で行われる一月場所、五月場所、九月場所はそれぞれ初場所、夏場所、秋場所と呼ばれる。またエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で開催される三月場所は春場所、ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で行われる七月場所(2025年からは2025年開業のIGアリーナで開催)は名古屋場所、福岡国際センターで開催される十一月場所は九州場所といわれる。毎回の開催で満員になる程の人気を得ており、強い支持が存在する。相撲の興行が組織化されたのは江戸時代前半で、もともとは寺社が資金を得るためにはじめられたもので、当時は「勧進相撲」と呼ばれていた。明治時代に入ると東京と大阪でそれぞれ相撲協会が作られ、正式な組織となる。1925年には現在の大相撲を主宰する日本相撲協会が生まれ、現在に至る。1960年代から1980年代にかけては中国、旧ソ連をはじめとする諸外国で興行が行われたことから、国際的な認知度も高く、最近では外国人の力士も珍しくない。2025年には大阪万博期間中に「SUMOが世界をひとつにする!SUMO EXPO 2025」「大相撲万博場所」が行われる予定。日本国内だけでなく、西洋諸国でも近年注目を集めている相撲の今後に目が離せない。